知って頂きたいこと

ここでは畳が出来るまでの大切な作業を書いています。是非読んでください。

畳の引き取り時

畳を引き上げる時には必ずお部屋の寸法を測ります!
お客様によく言われるのが「畳って全部同じ大きさだと思っていました」とか「そのまま持って帰るだけかと思いました」など。
お部屋に敷き詰める畳は一枚一枚全て大きさが違います。また年数が経つと畳も周りの木も痩せてくる為、隙間が出来てきます。その様な隙間を埋める為にも畳替えの時には必ず寸法を測ります。たとえ隙間がなくても畳寄せ(木や壁)はまっすぐではなく少し曲がっている為、その曲がりを見つけ寸法を測る必要があります。


制作からお届けまで

持ち帰った畳は表替えの場合、丁寧にほどいて古い糸を綺麗に取り畳床の凹凸を直します。その後、新畳も同様に使う材料を一枚一枚傷がないかチェックをしてから作業に入ります。
ここからは畳を引き上げる時に測った寸法が重要になっていきます。縦横と全てその大きさに作るのですが、少し強めに作るのがプロの技です。年数が経つと必ず痩せてくるからです。その時の気候や材料によって微妙に強さを調整してお部屋の大きさに仕上げていきます。出来上がった畳は専用掃除機と乾拭きで綺麗に仕上げ、もう一度チェックをしてお届けします。



清水畳店の思い

何故このような事を書くかと言いますと、最近は技能士の資格もなく工場で流れ作業のように畳を作るシステムがあります。お部屋の寸法も測らず。
私は思います。畳を作る上で一番大事なのは寸法だと。
どんなに良い材料を使い、どんなに良い畳を作ってもお部屋に正確に合わないとそれは良い畳とは言えません。それにはお部屋の寸法を細かく測り仕上げる技術、経験が必要になります。
清水畳店の畳は一級技能士が作る一枚一枚がオーダーメイドです。自信を持って綺麗になったお部屋をお届けいたします。












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